HPは下記ドメインです。
アフリカ,中東,南米,再生可能エネルギーの最前線もあり。
温暖化最前線も始めました,下のHPから見て下さい。
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中国山脈も,秋まっただ中,宮本武蔵の郷で測量作業に熱中して,更新が遅れました。それにしてもこの2日間,日本列島は素晴らしい秋晴れでしたね,雲一つなかった。HPに写真あり。それで測量現場は混雑していて驚きました。どうもおかしいな,と思うのは,大阪や東京では若い人たちが仕事と戦いながら,また生活と戦っているのに,どうして測量現場は,健康な老人で埋まっているのですかね,アンバランス。
先日も,学校の先生が予算不足で足りない,と各地で先生のやりくりに困っている,と言うニュースのすぐあとで,中央官庁の出先機関に,予算と人が多すぎる,と言っていた,アンバランス。不足の医者の代わりに,と言うわけには行かないが,農林省や国土省の出先機関の人で,学校の先生に予算付きで派遣,と言うのは出来るのではなかろうか。
今日のニュースで,国連人口基金UNFPAの人口予測,2050年時点で,インドの人口は世界最大となり,16.58億人,中国が14.8億人,パキスタンが2.9億人,と書いてあった。意外に伸びない,と言うのが私の感想だが,インドも中国も,2050年までには,どこかで少子化が起こるのだろう,中国は既に少子化の方向。2050年のインドの測量現場で老人が溢れている状況,想像すると,笑ってしまう。
先日,IEAが,2030年の原油価格バレル200ドル,をこのHPで紹介したが,今日は他の新聞がそれを紹介していた。その記事が日本語で出た今日,皮肉にもドバイ原油が50ドルまで落ちたとか。今,中東は日本のジェネコンでごった返しているらしいが,原油価格下落が,また日本のジェネコンに悪い影響を及ぼさなければよいが。でも,昨夜は大手ジェネコンの経営悪化がニュースになっていた。
インドは,今週月曜日,2008年11月10日,第2次の電力市場取引を開始した。この2~3年後,十分な電力が確保されると,取引量が急激に増えるものと期待している。インド電力市場取引会社PXIL(注1)のRDシン社長(注2)は,「電力市場は伸びている。取引量はまだ少なく,まだ2~3年は待たなければならないことは事実だ。しかし,現在の1,000MWの規模の30~40倍になるものと期待している。」,と。
(注) (1) the Power Exchange India Ltd (PXIL),(2) Rupa Devi Singh, chief executive officer of the Power Exchange India Ltd (PXIL),(3) the Indian Energy Exchange,(4) the head of the Indian Energy Exchange, Jayant Deo,(5) NTPC Ltd,(6) NHPC,(7) Tata Consultancy Services,(8) National Stock Exchange,(9) National Commodities and Derivatives Exchange,(10) State-run Power Finance Corp,(11) JSW Energy,(12) GMR Energy,(13) Jindal Power Ltd,(14) http://my.reset.jp/~adachihayao/index3news0809.htm,080909D
本文
●インドの電力プール市場,第2弾が発足へ
インドの電力取引については,2008年9月10日の時点で,このHPでも扱っている(注14)。その中で,「インドもいよいよプール市場の創設を進める決意をしたようだ。タタ財閥系のタタコンサルタント(注7)が技術的な中心となる。」,と書いているが,今日の記事では,既にインド電力市場取引会社PXIL(注1)が動いていたようだ。しかし,インドではまだ電力不足の状態で,とても本格稼働とは行かないようだ。
インドは,今週月曜日,2008年11月10日,第2次の電力市場取引を開始した。この2~3年後,十分な電力が確保されると,取引量が急激に増えるものと期待している。インド電力市場取引会社PXIL(注1)のRDシン社長(注2)は,「電力市場は伸びている。取引量はまだ少なく,まだ2~3年は待たなければならないことは事実だ。しかし,現在の1,000MWの規模の30~40倍になるものと期待している。」,と。
インドは,2012年までに,発電設備を現在の50%以上,78,000MW新規開発することを計画している。この新規開発分の15%は,商業取引可能であり,取引市場で売買可能である。しかし,インドエネルギー取引PXIL(注3)のデオ会長(注4)は,市場の取引が少ない状態で多くのプレーヤーが参加することは,皆が生き残ることは大変に難しい,と見ている。この第2次に続いて,第3の市場を,有力電力企業である火力公社NTPC(注5),水力公社NHPC(注6),タタコンサルタント(注7)が設立することを計画している。
全国の多くの地域の需要の多様性で,大きな潜在力を持っているにもかかわらず,交渉や,短期,中期の契約,などを通じて取引されている電力は,現時点で僅かに3%にしか過ぎない。現在取引可能な電力量は,日当たり1,500万KWhである。デオ会長(注4)は,インドエネルギー取引PXIL(注3)の市場に数週間から数ヶ月のレンジでの取引を導入するよう,規制委員会に求めている。
インドエネルギー取引PXIL(注3)は,国家株式市場(注8)と国家商品デリバティブ市場(注9)と合同でスタートしている。このインドエネルギー取引PXIL(注3)には,電力融資公社PFC(注10),JSWエネルギー(注11),GMRエネルギー(注12),ジンダール電力(注13)が,参入している。
(注) (1) the Power Exchange India Ltd (PXIL),(2) Rupa Devi Singh, chief executive officer of the Power Exchange India Ltd (PXIL),(3) the Indian Energy Exchange,(4) the head of the Indian Energy Exchange, Jayant Deo,(5) NTPC Ltd,(6) NHPC,(7) Tata Consultancy Services,(8) National Stock Exchange,(9) National Commodities and Derivatives Exchange,(10) State-run Power Finance Corp,(11) JSW Energy,(12) GMR Energy,(13) Jindal Power Ltd,(14) http://my.reset.jp/~adachihayao/index3news0809.htm,080909D
Reference
India
●080911A India, Economic Times
インドの電力プール市場,第2弾が発足へ
India launches second power exchange
http://economictimes.indiatimes.com/News/News_By_Industry/Energy/Power/India_launches_second_power_exchange/articleshow/3696351.cms
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