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アフリカ,中東,南米,再生可能エネルギーもあり。
温暖化最前線も始めました,下のHPから見て下さい。
http://my.reset.jp/adachihayao/index.htm
天野山の測量作業で帰りが遅くなって,更新が一日遅れになってしまいました。また今日は,フィリッピンのオッサンに梅田まで引っ張り出されて,更に遅れてしまった。土曜日の梅田は,大変な賑わいである。紀伊国屋の店頭,新刊図書には,オバマ大統領候補に関する書籍が並んでいた。伝記などは,他の大統領より,相当面白いのではないか,と思いますね。自分で犬に例えて,雑種だ,と,ちょっとはずれると大騒動になりそうな微妙な発言をしていたから。
梅田阪急の大きなテレビ画面に眼が行くと,GM幹部の専用機が,何処そこまで行くにの,乗り合い飛行機であれば8万円で行くのに,自家用ジェットを飛ばすから190万円かかっている,その飛行機を売り飛ばさなければ支援をしない,とか,一部の取締役が破産を検討している,破産をしなければ,政府の資金注入の法案が,議会が通ることは困難だ,と言っている。日本の銀行への公的資金の注入のときには,どの程度の罰則があったのか,もう国民は全部忘れてしまったようだ。
自動車産業が,衰退の方向に行くのかどうか。一昨日夜,昨日の測量作業とか,電力の旧友達が集まっていたので,自動車産業の行く先,電気自動車なのか,燃料電池なのか,いずれにしても電力に帰ってくる,と言う話をしていて,電気自動車で全部,電力に跳ね返ったらKWは幾らになるのか,目算していた。調べてみると約8,000万台ですね。一つ1KWとすると,8,,000万KW,でかい。と思ったけれど,自動車の熱効率は一桁台%らしいですね。電気的な損失は少ないから,全部電気自動車に変わっても,2,000万KWも自動車に当てれば十分ではないか。自動車産業って案外小さいエネルギーのシェアーですね。
さて,中国雲南省からインド東部へ使節団。コルカタ(注1)はインドの東部である。コルカタ(注1)の北にはアサム(注2)があり,その東北,アルンチャルプラデシュ(注3)州があって,中国と国境を接しているが,国境線は不確定である。アルンチャルプラデシュ(注3)州に中国の戦車と見まがうブルドーザーが押し寄せてきて,水力発電所を造り居座る,という悪夢を見るインドの高官達は,夜も眠れないのではないか,と言うのは,私の推測である。日本はインパールに達せず退却したが,中国はミャンマーの北部に水力の礎を築き,インパールを通過して,インド東部の首都,コルカタ(注1)に入ってきた。
中国雲南省(注4)の商業使節団は,インドの水力をBOT方式(注7)で開発したと思っている,勿論,このような水力プロジェクトへの機器供給にも関心を持っている,と語っている。その他,雲南省(注4)の特産品であるお茶や煙草についても言及している。インドのブディア商工会議所会頭(注6)は,通商のための雲南コルカタ回廊(注8)の構築して,すべての分野で国際レベルの交流を図りたい,と答えている。
具体的な水力開発にまで話が及ばなかったようだが,インドにとって,中国に水力プロジェクトののBOTを渡す有利性があるかどうか。あるとすれば資金調達面と言うことになる。インドとして,これからアルンチャルプラデシュ(注3)州の水力開発を進めることになっているが,大規模なプロジェクトは国際入札で進める必要がある。このとき当然,中国企業も参加してくる可能性は高い。国境未確定区域での中国のブルドーザーは,印d高官の夢の中では,砲塔を高く掲げた戦車に見えるに違いない。
本文
●インド,中国雲南省調査団,コルカタで,通商協議
コルカタ(注1)はインドの東部である。コルカタ(注1)の北にはアサム(注2)があり,その東北,アルンチャルプラデシュ(注3)州があって,中国と国境を接しているが,国境線は不確定である。アルンチャルプラデシュ(注3)州に中国の戦車と見まがうブルドーザーが押し寄せてきて,水力発電所を造り居座る,という悪夢を見るインドの高官達は,夜も眠れないのではないか,と言うのは,私の推測である。日本はインパールに達せず退却したが,中国はミャンマーの北部に水力の礎を築き,インパールを通過して,インド東部の首都,コルカタ(注1)に入ってきた。
2008年11月19日,水曜日,インドのコルカタ(注1)に現れたのは,中国雲南省(注4)の商業使節団で,率いるのは,中国海外通商委員会CCPITのリジアショウ委員長(注5)である。この中国雲南省(注4)の商業使節団は,水力開発とインフラのプロジェクトに関心を示しているという。やはりブルドーザーの世界である。CCPITのリジアショウ委員長(注5)は,インドのブディア商工会議所会頭(注6)と,合意書に署名した後,会見。
中国雲南省(注4)の商業使節団は,インドの水力をBOT方式(注7)で開発したと思っている,勿論,このような水力プロジェクトへの機器供給にも関心を持っている,と語っている。その他,雲南省(注4)の特産品であるお茶や煙草についても言及している。インドのブディア商工会議所会頭(注6)は,通商のための雲南コルカタ回廊(注8)の構築して,すべての分野で国際レベルの交流を図りたい,と答えている。
具体的な水力開発にまで話が及ばなかったようだが,インドにとって,中国に水力プロジェクトののBOTを渡す有利性があるかどうか。あるとすれば資金調達面と言うことになる。インドとして,これからアルンチャルプラデシュ(注3)州の水力開発を進めることになっているが,大規模なプロジェクトは国際入札で進める必要がある。このとき当然,中国企業も参加してくる可能性は高い。国境未確定区域での中国のブルドーザーは,印d高官の夢の中では,砲塔を高く掲げた戦車に見えるに違いない。
(注) (1) Kolkata,(2) Assam,(3) Arnachal Pradesh,(4) Yunnan,(5) Li Jiashou, leader of the China Council for the Promotion of International Trade (CCPIT),(6) Indian Chamber of Commerce and Industry President Sanjay Budhia,(7) build-operate-transfer (BOT),(8) Kunming-Kolkata Economic Corridor,(9)
●フィリッピン,4つの大企業,マニラ配電の需要供給下に
マニラ電力Meralco(注9)は,ルソン系統(注10)の需要の7割を占めているが,電力改革によるオープンアクセスの原則によって,需要家がMeralco(注9)から離れていくことに神経質になっている。それでなくても,過去の電力料金徴収の不合理を追求されたり,最近では,サンミゲール社による株式取得などで,大いに揺れている。一方で,確実に伸びる需要と売り上げで,相変わらず,解体されて行く電力事業体の中でも,その存在は大きくなってきている。
マニラ電力Meralco(注9)の内部資料によると,少なくとも4つの製造企業が,再びMeralco(注9)の供給下に帰ってくることが期待されている。それは,共和セメント(注11),TDK(注12),共和アサヒ(注13),ウイット(注14)で,これらに対しては消費者選択プログラム(注17)が適用されて,国家電力NPC(注17)の低い時間制料金(注15)が適用される。この消費者選択プログラム(注17)は,自家発電が出来るだけMeralco(注9)から電力を買うように準備されたものである。既に13企業が加入して,その需要は52MWに達している。
現在,燃料費の価格の下げなどの影響で,国家電力NPC(注17)の卸売り料金が下げており,昨年9月の料金KWh当たり4.92ルピーであったものが,2008年9月時点で3.56ルピーとなっている。それはERC(注18)が,KWh当たり0.71ルピーのの消費者への返還を求めたことにもよる。
(注) (9) Manila Electric Company (Meralco),(10) Luzon grid,(11) Republic Cement,(12) TDK,(13) Republic Asahi,(14) Wyeth,(15) time-of-use rate,(16) National Power Corporation (NPC),(17) Customer Choice Program (CCP),(18) Energy Regulation Commission,(19)
Reference
Philippines
●081120A Philippines, Manila Bulletin
4つの企業,マニラ配電の需要供給下に
4 industrial firms shifting to Meralco
http://www.mb.com.ph/BSNS20081120141409.html
India
●081120B India, siliconindia
中国雲南省調査団,コルカタで,通商協議
Chinese team interested in hydropower, infrastructure projects in India
http://www.siliconindia.com/shownews/49001
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